こころざし

日々のつぶやきをしるしたブログです

191120_189725114400298_3563095_o.jpg



東日本大震災から三年。

このブログには、あの日の詳細は書いていない。
思い出してみた。

あの日。
私は隣町の整骨院で、疲労骨折の経過を見てもらっていた。
帰りにケンタッキーフライドチキンでクリスピーセットを食べながら、
駅舎をデッサンしていた。
本屋で文芸誌を買い、
帰ってから、茂木健一郎氏とダライラマの対談を読んだ。
ダライラマ氏の話に深く感じ入っている時、
揺れが来た。

思わずテレビをおさえる。

思ったより長い。

並べていた酒瓶が倒れるが、その下はソファなので割れず。
あとから気づいたが、衣装と本を置いてある部屋で香水の瓶が倒れて割れていた。

身の回りのものと財布を持って、なんだか訳もわからず土手へ行く。
地割れが起きるから広いところへ行くべき、という話が頭にあったから。
今考えると、津波を避けて川辺は離れなければいけないのに。

地震雲を見る。
マンションの管理人さんが、「まだ雲がおかしいから、余震が起きるかもしれない」という話をする。

管理人さんにガスの防災スイッチを直してもらう。
近隣のひとたちと少し話す。
まだ津波の報道はない。「高いグラスが割れた」などと若干のんきな会話。

ひとりで家に帰って、主人の携帯を始め、義母や義父、実家などあらゆるところに電話するがかからず。

TVでは津波報道。思わず涙が出る。叫びたくなるほど怖い。

Facebookのメッセージで主人とつながる。

一応、靴をはいといたほうがいいのと、携帯、財布はもっておいて。 風呂に水貯めておいて。ガスの元栓しめること。 もし、外に非難するのであればブレーカー落としてでかけて。

冷静な指示。
この後主人は都心から歩いて、若干ウチより都心寄りの主人の実家に向かい、一人で一泊する。

というわけで、様々な情報がテレビやTwitter等で流れる中、恐怖のなか一人一夜を明かす。
このころは、人災(強奪など)の憶測ツイートが流れ、いろいろ想像すると怖かった。

翌日。原発問題が重くのしかかる。
被害は地震だけではない。放射線被害も加わる。

さらに怖くなったところで、父と連絡がとれた。
「開き直りなさいよ」

そう。開き直れ。生きることだけかんがえろ。生きてりゃなんとかなる。

長い年月を生きた父の言葉は、言葉以上の意味を含んでいたように思う。

その後は、またいろいろなことが起こったけれど、
今のところ、放射線被害で亡くなった一般人はいないようである。

「震災や津波を忘れるのではなく、
あの日、当たり前のことがありがたいと思った気持ちを、
忘れてはいけないのです」

最近どこかでこんな文章を見た。

当たり前に安全な、水。
当たり前に安全な、食品。
当たり前に使っている、電気。

そのすべてがまた、当たり前にならずに、
日々感謝することを忘れないでいたい。


ランキングに参加しています。
↓クリックにご協力ください↓

にほんブログ村 写真ブログ 女性カメラマンへ
にほんブログ村












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://grownant.blog121.fc2.com/tb.php/467-fa097f3c