こころざし

日々のつぶやきをしるしたブログです

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ランキングに参加しています。
↓クリックにご協力ください↓

にほんブログ村 写真ブログ 女性カメラマンへ
にほんブログ村
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
さてさて。

人生における一大イベントがやってきました。

といっても、結婚式でも七五三でもないですよ。


私が世界で一番好きだった人の記念日です。

平たくいうと母の七回忌です。


以前から、父、兄、おじ、私の間で

連絡が永田町の根回しのように飛び交い、

この日は11.21と称され、ちょっとした家族内のお祭りだったのです。

しかし参加者は、この四人プラス親戚のおばさん一人、

父の配偶者一人、合計六人という大変簡素な構成です。


しかし叔父は遠く広島備後地方から夜行バスに乗って参加。

兄は愛知県の半島から一睡もせず自らの運転により来たのだった。


まず、兄が私を拾って一緒に築地本願寺まで、という安易な計画は、

無惨なことになりました。

兄は深夜一時まで仕事をしてその足で400キロの運転。

当然死ぬ程疲れて私のアパートについたのは朝9時過ぎ。

そして計画では法用は午前11時から。

兄は30秒程眠り、おにぎりとみそ汁を食べ、風呂に入り、がんばったが

どうやったって家を出たのは10時半過ぎ。

そうして迫りくる渋滞。首都高の複雑さ。

築地本願寺に12:40に到着。

携帯電話を駆使して、父と叔父と私が連絡を取り、

お坊さんに頼んで法用を一時間40分程のばしてもらいました。。。

本願寺JPG



ここで特筆すると、兄は性格上問題がある面が多々あったりなかったり。。。

とにかく、「イラ」で「キレ」傾向にあるのです。

その反面大変優しかったりもするのですが。

この性格は、当然高名な写真家である父から受け継いだものもあるので、

このイラギレ親子には一緒に暮らしていたときは苦労したなあ。

しかも今回の当事者である母は「ヒス」なのでした。

家族喧嘩を再現すると、

「こかあわしのうちじゃ!カバチがあるんなら出て行きゃあええが!」
「うちゃあ出てくけんね!」
「俺も出る!」
「私も出る!」

なんて具合に父をのこして全員出て行って、30歩程歩くと、

ドンガラガッシャンドン、と家長が大切な我が家を破壊する音が。。。

出て行くと言ってから一分経っていない三人の家出はスピーディに終了し、

家を守るために走って帰りました。


そうして、

アフタヌーンティーパーティをしたり、

花火大会ホームパーティーをしたり、

家族麻雀をしたり、

狭いながらも楽しい我が家がまたやってきたものです。


ああ、思い出すなあ。

母 「ウチはよう勝てんのにこがに夜中までやって、自動かきまぜ機じゃわ」
父 「長考しとると朝刊が来るでー」
兄 「父さん高め狙ってんでしょ?その顔は役萬かな。字牌切ってないもんね?」
父 「うるさいわ。わしゃあウチではよう勝てんのじゃ」
私 「チー!」
兄 「おまえね、、対面からチーはできないの!何回言えばわかんだよ」
父 「兄ちゃんは哭きの竜じゃけね。振り込まんのが勝つ秘訣か?」

兄、父、私「かーさん!牌をツモったまま寝んのー!」

まあ、こんな感じの、仲がとっても悪くてとってもいい、

幸せな四人家族だったんです。



さて、話を戻すと、その幸せな母は荼毘にふされて、7年目。
法用は築地本願寺でしめやかに10分程度で終りました。

場所を日本橋蠣殻町というところに移し、

素敵な会食がありました。

父とその妻は仕事があったため、途中退場。

のこされたみんなでホテルのケーキセットも食べました。

あっという間に兄とお別れ。

兄は、最後、みんなと握手したとき、少し泣いていたように思う。

私は、いつ泣くんだろうね。



親戚のおばさんを葛飾の方まで車で送り、

父と叔父(9月「人が好きじゃけね」参照。モノクルと呼ばせていただく)と私の

三人で新宿の父の家でだらだら飲む。

たのすぃー

私は夜中にアパートに一人で帰ったけどね。




次の日、父の家なんだから泊まればいいじゃん、とみんな思うだろうが、

自立した女に帰る実家などござらんのじゃ。

改めて父の家へ向かう。

モノクルの「もんじゃ焼き食べたい」の一言で、月島へ。

ビールともんじゃの絶妙なマッチング。。。


もんじゃ焼き


東京タワーを見に行こう、となって、芝公園まで行ったものの、

どうやら御成門とかの方が近かったみたいで。。。

タクシーで東京タワーについたものの、

展望台は一時間半待ち。

モノクルが広島に帰るバスの時間があるので、あきらめて、

ベンチに座ってタワーを眺めながら3人で酎ハイをすする。

思い出話やら、なんやら、いろいろ話題はつきないのだ。


東京駅まで行き、ちょっと時間があったので飲み屋で

焼酎梅割りやら飲む。

そうするとだんだん会話も白熱して来て、

あの頃はモテたよなあ、とか、かっこ良かったけえねえ、とか。


はっ、と気づくとバスが出る15分前!焦ってバス乗り場へ。

さあさ。モノクルともお別れだあ。


父と二人で東京から新宿まで中央線に乗る。

中央線にはいろいろ思い出がある。



かろうじて大学生をしていた時。

私は四谷から大学の帰り道、中央線に乗って座っていると、

新宿で乗って来た人が私の前に立った。

ふと見上げると、お母さんだった。

何たる偶然。もうかなわない偶然だね。

あのとき思わず席を譲ったよ。



なんて話しながら、新宿でおりて、

もちっと飲む?ってな感じで父と二人で新宿キリンシティへ。



私と父というメンツは、文化人親子を気取っているので、

主なテーマは、「いきるとは」とか、「美とは」とか、「国際政治とは」とか。

傍から聞いていると、なんじゃこの糞まじめな親子は、ってなもんである。


わたしは、このお祭りが終わってしまうのが悲しくて、

最後にコーヒーを飲んでいるときに泣いてしまった。


ちょうど寒の入り。

ボージョレの季節にお母さんは亡くなった。

お葬式でみんなに会えて、ほんとはうれしいのに、

最高に悲しかった。

私の人生で一番濃いひとときだったな。七年前は。


こんなに酒にまみれて、

ワインとジャズ好きのかーちゃんは、

「なんしょーんね、アンタらあ、えーかげんにしんちゃい!」

などとヒスを起こしているんでしょうなあ。



ではでは。

ヒスが治まる頃になったら、やっと会えるかもしれないね。

それまでばーちゃんやらじーちゃんやらと喧嘩して待ちよりんさい。


タワーオブ東京

ランキングに参加しています。
↓クリックにご協力ください↓

にほんブログ村 写真ブログ 女性カメラマンへ
にほんブログ村

まるで家族の一員になったかのような気持ちで読めたよ。

わたしも今日、病気で亡くなったいとこのお姉ちゃんに線香あげてきました。

2008.11.24 01:39 URL | にしむ #- [ 編集 ]

私の亡くなった大事な人も今年、7回忌を迎えました。(夏の帰国の理由の一つでもありました)なので、すごく不思議な気持ちで読みました。読みながら・・・私も懐かしい彼との時間を思い出していました。そのうちまた彼に会えることを楽しみにしながら、精一杯、私はここで生きています。

2008.11.24 15:59 URL | Ets/JackRabbit #- [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://grownant.blog121.fc2.com/tb.php/116-81d36b07

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。