こころざし

日々のつぶやきをしるしたブログです

病院

昨年7月から、わたしは家にいなかった。

ひたすら「戦って」いたのだ。

ある郊外の病院で。

そこで行われた治療は、

ectと呼ばれるもので、

つまりは電気治療である。

血管に注射して麻酔を流し、それで眠っている間に電流を流す。

目覚めると病室のベッドの上。特に変な感じはないが、前後の記憶が少し曖昧だ。

実を言うと、15年前からこんな治療を繰り返している。


調子にのっていろんなことに手を出すと、

起きているのか寝ているのかわからなくなる。

電気を流すと、また普通の生活に戻れる。

だから、今回も単なる「充電」。



結婚記念日も、
夫の誕生日も、
自分の誕生日も、
母の命日も、
クリスマスも、

戦っていた。

自分自身とね。

半年もの間。

すっかり看護師さんたちと仲良くなったよ。

しかし、

自らをコントロールできなくなり、いつの間にか社会に損失を与えることは、
わたしの望むところではありません。

かといって、病院から一歩も出られない、閉鎖空間に入れられっぱなし、
というのもまたわたしの望む生活ではありません。

わたしが大人になりきれない理由がここにある。

まだ退院したばかりなので、のんびりしたいところ。


じゃないとまた「充電」になっちゃうから。

でも病院も楽しめば楽しいもんよ。
すっっっっごい顔色の悪いお兄ちゃんに話しかけたら、
「シンナーのやり過ぎでクスリ焼けで、15回目の入院」
とか。

異常にオーラを放っているおじさまがいたので話しかけたら、
デッサンを教えてくれたりとか。

ヒマすぎてお菓子を食べ過ぎてみたりとか。

意識が朦朧とした状態で結婚指輪を投げ捨ててみたりとか。

「正常」の裏に息を潜める「異常」を垣間見てきました。

別に痛くないんだけど、電気流したって言うとひかれるんだよね〜

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