こころざし

日々のつぶやきをしるしたブログです

下弦の月
ここに書くべきことが見当たらないということは、

以前のような

「書かなければやっていられない」

という状況ではなくなったってこと。


もちろん、現状に慢心しているわけではないけれど、

それなりに、人生に納得してしまった部分はあるかもしれない。


考えてもしようがないと思うこと、

もう一生分考え尽くしたと思うとき。

一生分なんてことあるだろうかと思うとき。


クリエイティブなことをやりたいと思っても、

こんなに時間があるのに、何も発展しないということは、

きっと、わたしは、「やりたい」だけで、

「やらずにおられない」という創作意欲はないんだな、

と思ったりした。

むかし、私小説を書いた時は、

「書かずにおられない」という気持ちがあった。

誰かに認めてもらいたかった。


スイスイと世の中を渡っていくうちに、

またきっと、なにかかきたくなるでしょう。

それが「書きたく」なのか「描きたく」なのか。「撮りたく」なのか。

そんな日のための充電期間。

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高校時代からの、ほとんど姉妹のような友達と、
京都を旅してきました。



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まずは京都駅で、京都らしいランチを食し。


三条河原町付近を散策。
こんなナゾな施設がありました。
子供が遊ぶスペースなのかな?とか思ったけど、ものすごいレトロ感です。




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そして、たまたま発見したボタン専門店へ。
樋口可南子さんも御用達という、
半端じゃない品数のお店に、
手芸好き女子は大興奮!


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れんこんの形の箸置きも買いました。
河原町付近で竹製品などの専門店へも行き、
おそば用のざると、ちっちゃいホウキも買いました。
品数の多さに、また大興奮。




二日目は、同行者がちょっと体調を崩してしまったので、
ホテルでだらだらくっちゃべったり。

でも、夕方から出かけて、細い路地の市場のような通りで、
「有次」という有名店へ。
私は包丁は買う気はなかったのですが、
人参などの抜き型が可愛らしく、ついつい購入。
なんと室町時代からあるそうです。

三日目は、「westside33」という、
「有次」で修行した職人さんが営む金物店へ。
クオリティの高い雪平鍋を購入。
一生大事にしたい!!



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これが、今回の戦利品。

神社仏閣には全く行かなかったけれど、
まったりのんびり、友情を深める旅に、
大満足。

今回は、くっちゃべっていて写真を撮る余裕ないだろうな、
という予測がついたので、
すべてiPhoneで撮影。

また撮影目的でも訪ねたいな。

やっぱり京都って、いいなあ。

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葉桜

『葉桜の季節に君を想うということ』
という小説を読んだ。
ミステリ。サスペンス。
大どんでんもの。
面白かったけど、ネタバレするとつまらないので詳細は書きません。

ミステリを読んだのは久しぶりで、
ちょっと漫画みたいなノリに、戸惑う部分があったり。
最近は純文学とか社会科学系の本ばかり読んでいたので、
「軽さ」を覚えてしまったのか、
大変読みやすい割に進まなかった。
でも、中盤から一気に読み進んだ。

全体を通して思ったのは、「バイタリティ」ということ。

ミステリとか、エンターテインメント系の小説の主人公って、
バイタリティを感じることが多い。
自分はどうして生きるのか?とか、
純文学的な芸術性にあまり興味を示さず、
生きることに理由なんて必要ないような生き方。

食べて、働いて、眠る。笑う、泣く、怒る。
複雑な心の機微は、描かれない。

それでいいのだと思う。そういう生活がしあわせなのだと。


それからしばらくして、「文學界」という文芸誌を読んでいる。
基本的に純文学ばかり。

文學界


心の機微を描くことに粘着的なまでの生々しさを感じる。

エンターテインメント小説が、
つるりとしたゆで卵の表面を描くとしたら、
純文学は、
卵の殻の表面のざらざらした手触りを描くようなものだ。

メタファー(暗喩)に満ちる。
死生観に満ちる。
芸術性に満ちる。

はっきり言って健康的とは言えない。


一個の人間の中には、
少なくとも私の中には、
この、
単純性と死生観が共存している。

走って汗を流して、
オフロに入って昼寝して、
あー気持ちいい、
と思うかたわら、

このままでいいのか。
このまま生きていていいのか、

という疑問を常に自分に問うている。

面倒くさい人生。

それを背負っているんだな。

先は見えない。

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ベビーシッター問題ツイート


母の日に、こんなツイートをしたら、妙にリツイートされた。

ベビーシッター問題
この手の事件が起こると、批判が母親に集中しがちだ。
やっぱり、若いシングルマザーはね。とか。

子どもを亡くして、誰よりもつらいのは母親である彼女なのだ。

そして、彼女の置かれている状況を分かろうともせずに、彼女一人の責任かのように批判する人々。

自己責任の社会。

情報交換や相談できる環境もほとんどなかったのだろうと想像する。

傍観者としては、ベビーシッター本人よりも、母親への批判がひどかったような気がする。

そういう社会なのだ。

子どもを育てるのは、親だけじゃない。
社会が育てるのだ。
周囲の人々が助けるのだ。

核家族化は進み、なおかつ近所付き合いも減り、隣の人が何をしているのかさえ分からない。

そんな世の中で、地域の福祉課の職員よりも、ネットの絵文字に頼ってしまった彼女は、切実だったと信じる。

情報不足とともに、貧困の問題もある。もちろん地域の行政も。警察も。

リアルなつながりが足りないな、と思う私も、いつかは我が身と言えなくない。

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越冬ミニバラブログ



去年の秋に植えて、
冬を越したミニバラが、
今年も咲いてくれました。

何の肥料もやらず、何の虫除けもしていないのに、
緑の葉っぱがどんどん生えてきて。

ついには花が咲きました。

あんなに雪が降ったのに。

ほっといても、育つものは育つ。

手をかけても、枯れるものは枯れる。

園芸には、人や環境に寄って、向き不向きがあるようです。

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コースター



ときどき。

特に楽しい日々のあとは。

どうしようもない気持ちになるときがある。

何をしたってだめ。寝ても食べても飲んでも。

そういうときは、何を考えてもうまく行かない。

だから、考えない。


考えないように、夢中で、いくつだって、コースターを編むんだ。

そのうち、笑えるときが来る。

それまでは、そんなに長い時間じゃない。

コースターは何個あったってかまわない。

でも、私は一個しかないんだから。

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ツツジ


燃え盛るようなツツジが南国のようだった。

布団を干して、シーツを洗って、
お日様のにおいのなかのお昼寝。

日暮れ前には土手でキャッチボール。

夕食後には本屋まで散歩して、
世間一般とはずらす予定の旅行について話す。

母の遺品の手帳の、5月3日のところに、「命日。心穏やかな一日にしたい」と書いてあった。

こどもの日を間近に、こんないい季節に、何も知らない2歳の男の子が、足の立つような浅い池で溺れて、亡くなる。
母も父も、監督責任を感じなかった日は、ないと思う。
私や兄に対する心配性は、やはり異常なほどだった。

今の私より若い、まだ幼さの残る母は、ふっきるように東京に出てきた。
そしてゆっくりと彼の死を受け入れたのだろう。父にしても。

心穏やかな一日が過ごせて、
あちらの人々は、安心してくれているかな。

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赤瀬川


銀座資生堂パーラーの地下にある、
資生堂ギャラリーで、グループ展を見てきました。

何しろお目当ては、90点におよぶと言う、
赤瀬川原平氏の、クラシックカメラデッサン原画たち。

父が読んでいた「アサヒカメラ」という雑誌で連載されていて、
そこの挿絵として掲載されていたのですが。。。

私はこの、リアリズムがありながら何とも味のある、
クラシックカメラのデッサンに心奪われたのでした。

その原画が無料で見られるなんて!行くしかない!
と思って足を運んだ次第です。

いやー。
赤瀬川氏は、千円札を克明に模写するアートにより、
紙幣偽造で裁判にまでなったことで有名な方です。

その他にも、「老人力」という言葉とか、
「超芸術トマソン」とかを開発され、
友人の藤森輝信さんに設計を依頼した「ニラハウス」というご自宅は、
日本芸術大賞を受賞し、
その成り行きをデフォルメしつつ描いた
「我が輩は施主である」という著書はとても面白く、必読です。

そして、ことの始まりなのか。
「父が消えた」という小説作品で芥川賞も受賞されているんですよ。
私の大好きな一冊です。


今回の展示のデッサン。
私の持っている「老人とカメラ 散歩の愉しみ」
という本にこのように少し掲載されているだけなのですが、
90点もあるのなら、画集にならないかな、
と密かに期待しています。

赤瀬川氏のクラシックカメラへの「偏執的なまでの」愛を感じました。

デッサンができる人ならばこのくらい描けるよ、というのかもしれないけど、
実際、90点も描く人はなかなかいないわけで、
それに加えてカメラの細部を理解してここまで描けるって。。。

はあ。こんな味のあるデッサンができたらなあ。
練習しなきゃ描けないよなあ。。。

そんな感じの自戒の念とともに銀座とさよならしてきたのでした。

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